まつろの活動

平成30年度事業報告書

平成30年4月1日から平成31年3月31日まで

1.事業の成果

現在Networkstationまつろの主な事業は平成23年度より唐津市から委託を受けている、まちづくり活動拠点事業、唐松地域づくり協議会運営をはじめとするCSO中間支援、これらに伴う情報収集発信事業です。

 平成30年度は、昨年度に引き続きこれから少子高齢化に向かう中、唐津をもっと活気あふれる魅力あるまちにするために、唐津の魅力を全国に発信して移住する方を増やし、もっと活気あふれるまちにしていく活動のひとつである唐津市より公募のあった「唐津移住者支援事業」に応募し委託を頂きました。

また昨年度に引き続いて「唐津移住者支援事業」の追加委託事業であるコワーキングスペース「唐津switch」事業も委託を頂きました。

そして唐津の町の姿や情報を魅力的にかつタイムリーに発信することができる唐津市内在住の女性を養成する「唐津暮らしコラムニスト養成講座」を新たに委託頂きました。

実行組織として本年度も移住事業を推進するための「移住事業委員会」と我々の仲間を増やす「会員拡大委員会」そして、まちづくり活動拠点事業を円滑に行うための「プラザ事業委員会」の3委員会で活動を行いました。

 

「唐津移住者支援事業」については、平成305月より受け入れを開始しました。1027名の方々の応募があり最長約1カ月の移住体験をして頂きました。その中で27名の方々が実際に唐津市に移住されました。またお試し移住終了後も現在唐津への移住を引き続き検討されている方が37名いらっしゃいます。このように昨年度に引き続き良い結果を残すことが出来ました。事業開始後2年間にわたり多くの様々な方々を受け入れた経験・ノウハウのおかげで前年度よりさらに木目の細かい対応や交流が出来ました。この事業を通じて直接唐津のまちや人に対する様々なご意見・ご感想をお聞き出来て更なる交流の輪や経験・ノウハウを蓄積できたことは、今後の本事業の推進に向けて貴重な財産となりました。

 次に「唐津Switch」事業です。これは通常、在宅勤務を行う専門職や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く人を対象に自分の仕事をコワーキングスペース「唐津Switch」でしながら唐津移住体験をしてもらう事業です。平成304月より「唐津switch」専属のコンシェルジュ1名をまつろ正社員として採用しました。それによって「唐津移住者支援事業」と合わせて「唐津switch」にて移住支援事業への問い合わせや、「唐津switch」への登録相談など、両事業に対する問い合わせ窓口を専属コンシェルジュにすべてお任せできるようになり、昨年度に比べて問い合わせ・相談にこられた方々への対応が飛躍的に素早くかつ親切・丁寧にきめ細かく出来るようになりました。その結果、平成313月までに「唐津switch」に122名の登録があり昨年度は90名近くの飛躍的な登録数の拡大が出来ました。そして登録者の中から2名の方が実際に唐津に移住されました。

また1ヵ月に1回登録メンバーでのミーティングを行い、様々な新たな仕事・交流の流れや個性豊かなコミュニティの広がりを見せています。令和元年度も引き続きこの事業も委託を頂き、新たな展開を期待できる事業です。これらの事業の目標としてはあと2年をかけて行政の補助に頼らない自立した「地域応援事業拠点」としての「ソーシャル(地域応援)ビジネス」に育て、地域活性化の起爆剤としていきたいと思っています。

「唐津暮らしコラムニスト養成講座」については20代から40代までの唐津市内在住の5名の女性にエントリー頂きました。講師には「唐津switch」の提携先である北九州市黒崎の「黒崎Yakata」館主の寺下良真氏を招聘して、平成306月より毎月1回約2時間半の講座を平成313月まで10回に渡って行いました。毎回、寺下講師よりコラムニストとしての心構えや取り組み姿勢、取材のやり方、文章構成、表現方法など詳細にわたってきめ細かくプロのライターとしての指導があり、毎回の講座で出される課題に受講者は悪戦苦闘しながらも果敢に取り組み、5名それぞれが個性のあるライターとして卒業することができました。本年度はこの町の魅力的な情報発信を継続的に唐津市や我々と共にしていければと思います。

また会員拡大についても「会員拡大委員会」を中心に、我々の活動の想いを地域の様々な方々に呼びかけ、平成30年度は新たに5名の新入会員を迎え総勢63名となり着実に「同志」が増えてきています。

次に主な事業である、まちづくり活動拠点事業の施設利用者は大幅な伸長をしました。実績としては、本年度合計利用件数は3,133件・前年比128.6%で特に民間利用が前年度1,041件に対し本年度が1,334件と293件・前年比128.1%と大幅に伸長しました。それに伴い本年度合計利用料は5,076,962円・前年比157.2%と大幅な伸長となりました。

これからも多くの皆様に気持ちよくご利用頂けるように、プラザ事務局のスタッフひとり1人がお互いを尊重し全員参加で自発的に行動できるやりがいある元気で笑顔あふれる事務局運営を基本として、別紙の唐津市民交流プラザ顧客満足調査の結果を基により利用しやすい環境を整えるために唐津市地域づくり課とも問題を共有化して原因の調査並びに対策について毎月協議し改善すべく行動に移していく必要があります。

また、唐松地域づくり協議会運営をはじめとするCSOの中間支援については、例年と変わらず円滑に事業を行えました。一つは、フリーペーパー「からっちゅ!」における、CSO団体の情報収集発信を行いました。また、唐松地域づくり協議会情報交換交流会を開催。「唐津の祭りと地域づくり」をテーマとし、唐津の祭りの課題と展望、そしてそれを地域づくりにどう繋げていくかなどについて情報の共有を行いました。

最後にフリーペーパー「からっちゅ!」とFMからつでの情報収集発信事業に関しては、地域の皆さまからの積極的な情報提供やまつろ会員からの情報提供、プラザスタッフの地道なきめ細かい取材活動によって、より地域情報に特化した特徴ある発信が出来ました。本年度広告料収入合計額は2,662,510円と前年度広告料収入2,993,820円より331,310円(88.9%)減少しました。しかし「からっちゅ!」の発刊目的である「地域の様々な情報を形にして地域で活躍されている皆さんの応援をしたい」を実現するために営業スタッフだけの負担にならない安定した広告料収入確保のために昨年度スタートした「からっちゅファンクラブ会員」制度で528,000円の会費収入を頂き、本年度の合計広告料収入としては3,190,510円と前年度より196,690円(106.5%)伸ばすことができました。昨年度末のファンクラブ会員数は50件であり本年度は早期に100件のファンクラブ会員を創りたいと思います。

 これからNetworkstationまつろは、CSO(市民社会組織)の中間支援組織としての活動とともに、先人の努力によって受け継がれてきた魅力ある大好きなふるさと唐津を未来の子どもたちに「正しく受け継ぎ進化させて引き継ぐ」ために、ASO(地域応援組織)として「当事者意識」をしっかり持って、会員がお互いを尊重し全員参加で共感・協働していつも明るく元気に愉快に活動していきます。

また、常に地域に良い影響を発信できる唐津には無くてはならないまちづくり組織になれるようこれからも会員みんなで勉強・研究を重ねていきたいと思います。

2.事業の実施に関する事項