まつろの活動

平成29年度事業報告書

1.事業の成果

 現在Networkstationまつろの主な事業は平成23年度より唐津市から委託を受けている、まちづくり活動拠点事業、唐松地域づくり協議会運営をはじめとするCSOの中間支援、これらに伴う情報収集発信事業です。

 平成29年度は、昨年度に引き続きこれから少子高齢化に向かう中、唐津をもっと活気あふれる魅力あるまちにするために、唐津の魅力を全国に発信して移住する方を増やし、もっと活気あふれるまちにしていく活動のひとつである唐津市より公募のあった「唐津移住者支援事業」に応募し委託を頂きました。本年度はこの事業を推進するための「移住事業委員会」と我々の仲間を増やす「会員拡大委員会」そして、まちづくり活動拠点事業を円滑に行うための「プラザ事業委員会」の3委員会で活動を行いました。

 「唐津移住者支援事業」については、平成296月より受け入れを開始しました。10組の方々の応募があり、皆さんに約1カ月の移住体験をして頂き、その中の2組の方々が実際に唐津市に移住されるという昨年に引き続き良い結果を残すことが出来ました。昨年度7組の方々を受け入れた経験・ノウハウのおかげで前年度よりきめの細かい対応や交流が出来ました。この事業を通じて直接唐津のまちや人に対する様々なご意見・ご感想をお聞き出来、更なる交流の輪や経験・ノウハウを蓄積できたことは、今後の事業の推進に向けて貴重な財産となりました。

 平成298月に「日本シェアハウス協会」へ入会をして、まつろが佐賀県支部長となり平成291121日に「日本シェアハウス協会佐賀県支部設立総会&シンポジウム」を開催し、唐津市長をはじめとする市役所関係部署ならびに不動産業界・建設業界・まちづくり団体・福祉子育て団体など約100名の参加を頂きました。今後、「シェアハウス」を切り口に移住者を増やすきっかけづくりや、新しい住まいと暮らしの提案ができるように、「日本シェアハウス協会」を通じて勉強並びに情報収集を続けていきます。 

 また平成2910月より「唐津移住者支援事業」の追加委託事業としてシェアオフィス事業であるコワーキングスペース「唐津Switch」事業を唐津市より委託を受けました。これは通常、在宅勤務を行う専門職や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く人を対象に自分の仕事をコワーキングスペース「唐津Switch」でしながら唐津移住体験をしてもらう事業です。平成303月までに30名の登録があり、半年の短期間ながら1名の移住者、そして1名の若者の他地区への流失を止めるきっかけという成果がありました。登録メンバーで1ヵ月に1回のミーティングを行い、新たな仕事・交流の流れが出来つつあります。平成302月には北九州黒崎のコワーキングスペース「黒崎Yakata」の皆様が1ヵ月にわたって滞在されるなど、他地区のコワーキングスペースとの交流も始まりました。平成30年度も引き続きこの事業も委託を頂き、新たな展開を期待できる事業です。これらの事業の目標としてはあと3年をかけて行政の補助に頼らない自立した「地域応援事業拠点」としての「ソーシャル(地域応援)ビジネス」に育て、地域活性化の起爆剤としていきたいと思っています。 

 また会員拡大についても「会員拡大委員会」を中心に、我々の活動の想いを地域の様々な方々に呼びかけ、平成29年度は新たに9名の新入会員を迎え、総勢64名と着実に「同志」が増えてきています。

 次に主な事業である、「まちづくり活動拠点事業」については、施設利用者は微増に留まり、実績としては、本年度合計利用件数は2,437件・前年比100.3%で行政利用・交流活動室利用は伸びているものの、民間利用が前年度1,387件に対し本年度が1,041件と346件の減少となりました。それに伴い本年度合計利用料は3,228,868円・前年比70%と大幅な減少となりました。別紙の唐津市民交流プラザ顧客満足調査の結果を基に、より利用しやすい環境を整えるために唐津市地域づくり課とも問題を共有化して、原因の調査並びに対策について毎月協議し改善すべく行動に移していく必要があります。

また、唐松地域づくり協議会運営をはじめとするCSOの中間支援については例年と変わらず円滑に事業を行えました。

 最後にフリーペーパー「からっちゅ!」とFMからつでの情報収集発信事業に関しては、地域の皆さまからの積極的な情報提供やまつろ会員からの情報提供、プラザスタッフの地道なきめ細かい取材活動によって、より地域情報に特化した特徴ある発信が出来ました。広告収入については平成29年度上期が諸事業により2カ月に1回の発刊になった関係上、本年度広告料収入合計額は2,933,820円・前年比80%となりました。「からっちゅ!」の発刊目的である、「地域の様々な情報を形にして地域で活躍されている皆さんの応援をしたい」を実現するために営業スタッフだけの負担にならない安定した広告料収入確保のために「からっちゅファンクラブ会員」制度をスタートさせました。早期に100件のファンクラブ会員を創りたいと思います。

 これからNetworkstationまつろは、CSO(市民社会組織)の中間支援組織としての活動とともに、先人の努力によって受け継がれてきた魅力ある大好きなふるさと唐津を未来の子どもたちに「正しく受け継ぎ進化させて引き継ぐ」ために、ASO(地域応援組織)として「当事者意識」をしっかり持って、会員がお互いを尊重し全員参加で共感・協働していつも明るく元気に愉快に活動していきます。

 また、常に地域に良い影響を発信できる、唐津には無くてはならないまちづくり組織になれるよう、これからも会員みんなで勉強・研究を重ねていきたいと思います